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2017.07.06

インプラント治療の相場を教えてください。なぜ医院によって費用に差があるのですか?

インプラント1本単独歯の場合で、当院ですと53万円程度となります。
相場は東京では少し高めの50~60万円、札幌では少し安めの30~40万円程度のようです。

費用に差がでてくる点についてご説明します。
使用する器材の違い
ディスポーザブル(使い捨て)とする器具や材料の違い
ディスポーザブル(使い捨て)にできない機械の衛生管理の違い

使用する器材の違い


日本では1983年よりブローネマルクシステムが導入され、さらに1990年代初頭より、他メーカーも承認され、現在では40社のインプラントメーカーが承認されています。当時ブローネマルクシステムは厳選されたパーツを使用し、人工の歯をゴールド(金)のスクリューで固定するというシステムでした。 ところが近年では人工の歯をセメントで固定し、費用もインプラント1本8万円~10万円と今までには考えられないくらい安値で施術しているところもでてきています。

患者さんにとって安くインプラントが出来るのは一見いいように思えるのですが、コストを削減した結果によるトラブルが後を絶たないのが現実です。

インプラントは体の中に入れるものです。なおかつ外科手術を伴うということは、安全性が高いのはもちろんのこと、長期に亘って安定したものでなくてはならないと考えます。なぜなら数年後に何かトラブルが起こったとき、代償を払うのは患者さんご自身になります。 研究結果が出ていないものや粗悪な品質のものは安いかもしれませんが、保証はどこにもありません。ご自身のために費用だけで決めるのではなく高品質なインプラントを使うことや、信頼できる確かな手術の技術があり、機能的な歯を作り、長年に亘ってしっかり診てくれる歯科医院を選ぶことが重要です。

インプラント治療は保険適用外の自費診療になり各医院が費用を設定することができます。そのため使用する器材や設備、技術料によって差が出ているようです。
料金表の一覧だけを比較するのではなく、手術からアフターケアまでの内容をよく検討することをおすすめします。 当院が採用しているメーカーはブローネマルクシステムです。

ブローネマルクシステムの特徴
1965年より臨床で応用されている世界に通用するインプラントである
科学的根拠に基づいた論文が多い
パーツの供給が安定され一定している
過去のモデルに一貫したシステムで対応しやすい(何らかの原因で壊れた場合修理可能)
ディスポーザブルなドリルシステムである(使い回しではない)
治療用のパーツが多種多様に揃えてありさらにいろいろな対応のオプションにも応じられる
各パーツの製品クオリティーが高い

ディスポーザブル(使い捨て)とする器具や材料の違い

手術時に使用する器具材料等もディスポーザブル(使い捨て)に出来るものは全てディスポーザブルにしています。 特に、インプラント体を骨に埋入する時に骨を形成するドリルは施術ごとに取り換えています。 1983年日本に導入された当時、ドリルは使い捨てでした。その後他メーカーが使い捨てではないドリルを発売し(経済的に安価になるため)それらが主流になりました。

しかし当院では導入当初よりドリルは個々の患者さんごとに使い捨てにし、使い回しは一切行っておりません。

ディスポーザブル(使い捨て)にできない機械の衛生管理の違い 手術時に使用する器具材料等もディスポーザブルに出来るものは全てディスポーザブルにしていますが、どうしてもディスポーザブルに出来ないものは、滅菌レベル最高クラスのクラスB滅菌器で処理し管理しています。

クラスBとは、ヨーロッパの殺菌に関する規格EN13060で「あらゆる種類の滅菌物(固形、包装、多孔性、中空のある物)を完全に滅菌できる」ということを意味しています。

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